先日研修医の先生が、薬局に研修に入りました。

（しんでん薬局では、年に数回受け入れております。）

 今回行った研修で、研修医の先生だからこそしていただいたことがあります。

 それは…
 

・同じ成分の薬でも、形状が異なると量や味が変わってしまうものがあること
・錠剤の中には潰してしまうと、苦味がひどくなるものがあること

などを、説明だけでなく、薬の実物を見ていただいたり、実際になめて味を確かめていただくことで理解を深めていただきました。

このようなことを通じ、薬そのものの知識を深めていただくだけではなく、今後、ご自身が処方箋を書かれる際に、より一層、患者さんの立場に立って、薬のことを考えていただけたら…との思いでした。

先生からは、

「薬局の研修は受ける機会がなかったので、今回の研修は大変ためになりました。
　他の研修医も是非やるべきだと思います。」
 

とのお言葉を頂きました。
 

今回の研修を通じ、私たち薬に関わる者の思いを少しでも分かっていただけたのではないかと、研修を担当したものとしてほっとした次第です。
 
私たちも、研修医の先生と接し、大変勉強になったことはもちろん、日々の自分たちの薬局での業務を見直すいい機会にもなるので、今後とも続けて行きたいと思っております。
 

しんでん薬局　薬局長