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ひまわり企画のスタッフブログです。
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今日は、とある場所で認知症についてのセミナーに参加してきました。
認知症というのは何らかの理由で脳が本人の意思に反して、委縮していく病気です。

その中で、脳の委縮の進行は止められないけど、周辺症状と言われているもの(いわゆる徘徊や異食・依存などの行動をさす。)は緩和できます。

認知症の人を支えるケアの中で医療ができることは2割といわれています。
薬物療法もその中のひとつになります。
本人を落ち着かせるための薬がその選択肢になるのですが・・・・薬が原因で本人の自由が奪われたり薬を飲む事で症状が悪化することもあるそうです。

薬の副作用のふらつきが原因で、転んだり失禁したりなど介護負担が増えることも出てきます。
(特養などでは薬による拘束も身体抑制の一つとして謳われているそうです。こういうことはご本人の尊厳を奪うことにもなりかねません。)
出来ないことが多いと見られがちな認知症の方の「出来ていること」を見つけていくのが認知症ケアの主流になるそうです。

医療従事者とされている薬剤師ですが実際には、排せつ介助や食事、薬を飲ませるのはほかの職種の方たち。
生活をきちんと見ること=他職種の方の声を聞くことなんですよね。

最近、わかくさ薬局では
『今までの薬が余っているので使えるものがないか見てくれないか?』という患者さんのお声があがってきています。

患者さんによっては段ボールひと箱お持ちの方もいらしゃいます。

患者さんが殺到しているときにご要望にこたえられない場合もありますが、可能な限りご要望にお応えしたいと考えています。
わかくさ薬局
風見鶏

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